2021-12-28
賃貸物件のオーナー様へ
いつもお世話になっております。本年も残りわずかとなって参りました。今年も沢山のご支援、ご鞭撻賜り、無事年末を迎える事が出来る事をお礼申し上げます。
2021年は、東京オリンピック、東京パラリンピックが開催されました。1年開催遅くなった事は、アスリートの皆さんにとっては吉と出た人、凶と出た人さまざまだったと思いますが、テレビ等で観戦している側としては、十分感動は頂けた大会でした。ただ、折角東京で開催されていたので、現地観戦等も含め経済の盛り上がりや観光客を含めた街の盛り上がりを味わいたかった事が私の気持ちです。年初は、新型コロナの感染がピークに達していて日本全体的に厳戒態勢でしたが、ワクチン接種も進み今年の年末は、昨年と比較すると経済活動の制限は緩くなって年越し出来そうな状況で少しほっとしております。
一方では、緊急事態宣言が明けてからはイベントの開催時の観客数の上限緩和や飲食店の営業制限等もなくなり、繁華街、行楽地の賑わいは戻りつつある印象ですが、飲食店等では一度人材を放出してしまった企業、お店等では働く人が戻って来ない為、人材の取り合いが始まっております。東京都の最低時給は1041円でありますが、一部報道や求人サイトを見ると時給1400円等の高値がついているお店、企業があり、このことは他の業界でも影響が出はじめております。このようなコロナ禍の後発の様々な経済影響が出て来る為、景気の完全回復はまだまだ先になりそうですし、警戒しております。
賃貸不動産マーケットのコロナの影響ですが、ご存知だと思いますが、東京都の賃貸住宅の空室数が上昇しております。特に都心部が顕著に影響がでております。マンスリー、ウィークリーも含めコロナ前とは大きく入居率が下がっております。インバウンド向けの経営中心の賃貸、民泊も大変厳しい状況であります。新たなオミクロン株等の影響も出てきておりますのでインバウンドに関してはまだまだ先になりそうです。
一般の賃貸経営での一例ですが、人気エリアや駅から近い新築物件が竣工後半年経っても満室にならない、築浅と呼ばれる築5年くらいの物件でも空室が継続しているなどの現象が多く出ております。この為、サブリースの賃料見直しや契約保証家賃の下落が始まってきております。空室募集に関してもADと呼ばれる広告宣伝費が2ヶ月や3ヶ月の物件も多く出てきており空室募集の在り方を見直す時期に来ております。在宅ワーク、テレワーク等の働き方改革、週休3日制の企業等が少しずつ増える中、特に単身向け住宅の経営を大きく見直す必要が出てきました。
この様な状況下で弊社としては2022年は、第一に斡旋の強化を図って参ります。賃貸斡旋の専門店のお客様の数、インターネットからの反響数が減少している中、アパマンショップフランチャイズ本部をはじめ皆様のおかげで弊社は客数、反響数、成約数共に2021年はコロナ前の2019年、2018年と比較して上昇しております。更なる上昇の為に対策を十分に戦略立てを行いましたので実行し、オーナー様に貢献致します。また、テナントリテンションの強化を図って参ります。是非、ご期待下さい。
最後になりますが、引き続きコロナ禍での生活を余儀なくされますが、不動産賃貸業を営んでいるオーナー様の経営をより安定に保てるように2022年も企業努力をし貢献できますように致します。また、引き続きご指導、ご協力をお願い申し上げます。
2022年も皆様にとりまして良い年になりますように祈念致しまして年末のご挨拶とさせて頂きます。
タキナミネクスト株式会社
代表取締役 松枝 直之
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ページ作成日 2021-12-28
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